応用翻訳修士課程(MAATS)
本課程では、1年間のフレキシブルなコースを通して、プロの翻訳家として必要とされる高度な翻訳力やプロジェクト管理能力を高めることができます。また今日プロの世界で用いられている幅広い翻訳ツールを実際に使用し、その技術を身につけることができます。さらに翻訳研究における応用、理論的側面を追求する博士課程への道も広がります。
翻訳が必要とされるわけ
プロフェッショナルな職業としての翻訳は過去20年間でグローバル・ビジネスへと変化しました。その成長は世界貿易の成長をしのぐ勢いです。短時間で莫大な量の翻訳が求められる作業にはチームワークが必須であり、そのメンバーは世界中に広がっています。このような理由で、プロの翻訳家には翻訳支援ツールや機械翻訳のような技術を使用する能力を有することが期待されているのです。
リーズ大学CTS(CTS@Leeds)が選ばれるわけ
CTS@Leedsは、専門機関、一流企業、翻訳ツールのプロバイダーとのパートナーシップを維持しながら、常に翻訳業界の動向を把握していることで高い評価を受けています。
CTS@Leedsはプロ翻訳家養成機関の最先端でありつづけるために、ヨーロッパの一流大学、専門機関や翻訳ツールのプロバイダーと協働の取り組みを行っています。CTS@Leeds主導によるeCoLoRe (ecolore.leeds.ac.uk)はEUの資金提供によるいくつかのプロジェクトの中で最初に実施されたもので、翻訳ツールのトレーニングのための最新の教材を考案したり、誰もが利用できるようにそれらをオンラインで配信したりしています。eCoLoTrainモジュール(ecolotrain.uni-saarland.de)はオーストラリア通訳・翻訳家協会(AUSIT)にてトレーニングのために使用されています。Mellange(corpus.leeds.ac.uk/mellange)は言語資料であるコーパスや機械翻訳についてのトレーニング資料を提供しています。
プログラムの特色
本コースの注目すべき特長はコンピュータ支援翻訳(CAT)を使用した授業にあります。授業の中で、世界を代表する翻訳会社で実際に使用されている最先端の翻訳ソフトウェアについて学びます。具体的にはDéjà Vu X, LTC Worx, MemoQ, OmegaT, Passolo, SDL Trados, STAR Transit, Wordfastなどを扱います。授業は多言語のグループプロジェクトを中心として行われ、そのプロジェクトを通して翻訳プロジェクト・マネージメントの貴重な経験を積むことができるのです。
また各言語ごとに文書翻訳の授業があり、英語との組み合わせで一つ、もしくは二つの言語を選択できます。日本語、アラビア語、中国語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語(2010、11年度は開講しておりません)、イタリア語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語が選択可能です。
CTS@Leedsでは幅広い研究テーマや翻訳業界からの期待・関心に応じられるよう数多くの選択科目を用意しています。その中には、機械翻訳、コーパスの使用、テクニカル・ライティング、また映像翻訳入門などがあります。さらに当学部の他学科の選択科目やLanguage Centre、およびその他の学部の選択科目も履修することが可能です。
英語を母語としない学生はEnglish for translatorsを履修することもできます。
修了後の進路
多くのMA修了生がBBC、国連、世界銀行、WTO やSAP、あるいは主要な翻訳会社(SDL, STAR, thebigword)などの一流企業、政府機関、国際組織に就職しています。修了生の業績は雇用率の高さにも現れています。さらに詳しい情報はサイト内にある修了生とキャリアをご覧ください。

