映像翻訳修士課程(MAAVTS)
本コースは、オーディオビジュアルメディアの需要拡大に伴い、外国語視聴者、あるいは聴覚障害者のための字幕・映像翻訳に精通した高い能力を有するエキスパート育成を目的としています。字幕翻訳、吹き替え、または視覚障害者のための音声描写といった字幕・映像翻訳における言語、文化あるいは技術的課題についての理解を深めることができます。
字幕・映像翻訳が必要とされるわけ
マルチメディア翻訳は、例えば映画字幕、吹き替えまたはフラッシュ・アニメーションやテレビゲーム翻訳を含む比較的新しい分野です。このようなメディアは、企業や政府のウェブサイト、または教育やトレーニングの場で使用される教材としてより広く用いられるようになっています。
リーズ大学CTS(CTS@Leeds)が選ばれるわけ
CTS@Leedsは、専門機関、一流企業、翻訳ツールのプロバイダーとのパートナーシップを維持しながら、常に翻訳業界の動向を把握していることで高い評価を受けています。
CTS@Leedsはプロ翻訳家養成機関の最先端でありつづけるために、ヨーロッパの一流大学、専門機関や翻訳ツールのプロバイダーと協働の取り組みを行っています。eCoLoMedia(ecolomedia.uni-saarland.de)はEUの資金提供によるプロジェクトの一つで翻訳ツールのトレーニングのための最新の教材を考案したり、誰もが利用できるようそれらをオンラインで配信したりしています。本プロジェクトは学生や字幕・映像翻訳の訓練生にとって役立つプロジェクトを目指しています。
プログラムの特色
本コースの注目すべき特長は映像コミュニケーションの分析にあります。その中には映画製作でのセミオティック・コンベンションが含まれ、効果的な字幕を作成するために映像にあった台詞を要約したり、または状況によって変えたりできるようにするのです。これらをマスターするには、視聴者の字幕を読むスピードの限界、あるいは字幕と映像を同時に追う能力などを熟知する必要があります。そこで翻訳業界で幅広く使用されているSwiftやISISといったソフトウェアを使って字幕を製作、表示、あるいは修正することを学びます。
また各言語ごとに文書翻訳の授業があり、英語との組み合わせで一つの言語、もしくは二つ選択できます。選択できる言語は、日本語、アラビア語、中国語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語(2010-2011年度は開講しておりません)、イタリア語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語です。
CTS@Leedsでは幅広い研究テーマや翻訳業界からの期待・関心に応じられるよう数多くの選択科目を用意しています。その中には、機械翻訳、コーパスの使用、テクニカル・ライティング、また翻訳テクノロジー入門などがあります。さらに当学部の他学科の選択科目やLanguage Centre、およびその他の学部の選択科目も履修することが可能です。
英語を母語としない学生はEnglish for translatorsを履修することもできます。
修了後の進路
MAAVTSの修了生は香港、ロンドン、台北、東京など世界各地で字幕・映像翻訳者として活躍しています。
多くのMA修了生がBBC、国連、世界銀行、WTO やSAP、あるいは主要な翻訳会社(SDL, thebigword)などの一流企業、政府機関、国際組織に就職しています。修了生の業績は雇用率の高さにも現れています。さらに詳しい情報はサイト内にある修了生とキャリアをご覧ください。

